Do-luck Torque Manager「ドゥーラック・トルク・マネージャー」セッティング・使用方法 参考例
1…進入に効く!「横Gボリューム」調整!
例えば、コーナーへのターンインでアンダーステアを減らしたい場合、CNR-G(横G)ボリュームを㊧方向に回す事でより旋回性重視(EVOの場合はセンターデフフリー方向、GTRの場合はFR方向)のセッテイングとし、スムーズなターンインを可能に。
逆にオーバーステア傾向の場合はCNR-Gボリュームを㊨方向へ回し、より直結4WDに近つける事で4輪により均等なトルクを分散して安定感を高めます。ドゥーラックトルクマネージャーは刻一刻と変わる路面状況やタイヤの磨耗によるグリップ変化等にも合わせて素早く任意にセッティングが可能なため、走行会などのスポーツ走行から、タイムアタック・ジムカーナ・ゼロヨン・ダート等の競技ユースまで幅広く対応可能な「次世代型トルクマネージメントコントローラー」です。
2…立ち上がりに効く!「縦Gボリューム」調整!
例えば、コーナ-立上がりでオーバーステアが強い場合、STR-G(縦G)ボリュームを㊨方向に回す事でより直結4WD方向のセッティングとし、フロントのトラクションを活かした立上がりに。逆にアンダーステアが強い場合はSTR-Gボリュームを㊧方向に回す事で加速で過重が減ったフロントタイヤにかかる過剰なトルクを抑えアンダーステアを防ぎます。他にもゼロヨンスタート等で素早く4輪のトラクションを得たい場合はSTR-Gボリュームを㊨方向へ回しトルク伝達を早め、逆にストール気味の場合等はSTR-Gボリュームを㊧方向へ回す事で過剰なトルクを逃がすような使い方も可能です。
3…ストレートに効く!「速度設定ボリューム」調整!
ストレートでは4WDの抵抗は車速の伸びの邪魔になる他、センターデフやトランスファーへの負担を増やしてしまいます。ドゥーラックトルクマネージャーはそのような状況を極力回避する為に「車速設定によるノーマル復帰機能」を装備。PWR-SPEEDボリュームを使用し60~180㎞/h間で任意にドゥーラックトルクマネージャーの機能をOFFにする事で抵抗と負荷を最小限に抑えます。
逆に路面μが極端に低い場合で直線でも制御をかけたい場合はPWR-SPEEDボリュームを㊨一杯まで回す事で、ノーマル復帰をさせない設定にする事も可能です。
注意
これらのセッティング方法は、あくまで参考例です。車の仕様やドライビングスタイルによっては全く違った結果になる場合もございます。 ボリュームは一気に回さず徐々にに良い所を探しながら回して下さい。一般公道でのセッティングや動作確認は絶対行わないで下さい。